ロット乱し(ロット崩し) 二郎

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ロット乱しは、二郎で次ロット(次の客)用に、先行で茹でる麺を廃棄するほど前ロット(先の客)が長時間で食べて、オペレーションを崩してしまう行為のこと。

二郎の麺は太麺のため一般的なラーメンよりも茹で時間が長めにかかります。そこで二郎では、前の客達がラーメンを食べている間に次の客達の麺を先行して一斉に茹で始めることでラーメン提供までの時間を少しでも短くするシステムにしている店が多いのです。

二郎では、このように麺を一度に茹でる単位のことをロットと呼んでいます。例えば、1回で6人前の麺を茹でることは「1ロット6人」などと言います。二郎の店側としては、ロット方式でオペレーションできれば麺茹で時間が大幅に節約できます。その結果、行列の待ち時間も短くなるので客側にも大きなメリットがあります。

ロット
出典:カインズ

ところが、前ロットで提供した客達の中に、食べるペースが極端に遅い人が1人でもいると、麺が茹で終わったタイミングで、次ロットの客達にラーメンを提供できないため、先行して茹でた麺が無駄になってしまうことがあります。このような状況をロット乱し(ロット崩し)と呼んでいます。

二郎でロット乱しをしたらどうなるのか?

もちろん、ロット乱しをしても、直接、店からは怒られません。ただし、常連同士で「二郎でさあ、あんまり遅く食べていると、次の客のために先に茹でている麺が無駄になっちゃうんだよねえ~」とか、わざとらしい会話でプレッシャーをかけてくるケースはあるかもしれません。もしも、店内で、そのような嫌味な会話をされたら、気の弱い客なら急いでラーメンを詰め込む食べ方になってしまうかもしれません。

繰り返しになりますが、二郎の店員は、前ロットの客が食べ終わるタイミングを事前に計算しながら、次ロットの客の麺を先行して茹で始めています。あなたが前ロットの客だった場合、店側の麺の廃棄につながってしまいかねないダラダラ食べ(結果として遅延行為になる)は、ロット乱しになることを理解した上で、極力、避けるようにしましょうね。

もちろん、できる範囲で構わないと思います。狂信的なジロリアンのブログでは、ロット乱しが犯罪のように書かれていますが、これはやり過ぎだと思います。急いで食べて吐きそうになるまで店に合わせ過ぎる必要はありません。
あくまでも自分の体調を鑑みて、できる範囲でで二郎ならではのマナーを意識しながら食べるのが最適な対応だと思いますよ。

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