豚(ぶた)とは二郎で定番の厚切りチャーシューのこと

豚とはラーメン二郎の具である厚切りチャーシューを意味しています。もともと二郎のスープは豚骨だけではなく豚肉も一緒に煮込んで作っています。スープの材料としても豚肉が使われているわけです。豚肉は二郎の根幹の素材なのです。

そこで、二郎ではチャーシューという一般的な呼び方ではなく、親しみを込めて豚と呼ばれるようになったのだと考えられています。


出典:【東京】ラーメン二郎の「豚」を食べるなら、このお店!

豚のメニューの種類

二郎のメニューは、小、小豚、小W、大、大豚、大Wというネーミングになっているところがほとんどです。このうち、豚(チャーシュー)の枚数が増えるメニューの表記には、豚、W(ダブル)という文字が使われています。

標準的な豚の枚数としては、
●ノーマルな通常ラーメン(小、大) → 2枚の豚
●豚がネーミングに入る豚ラーメン(小豚、大豚) → 4~5枚の豚
●W(ダブル)がネーミングに入るラーメン(小W、大W) → 8枚の豚
が載っていることが多いようです。

ただし、豚の枚数を表す、豚・W(ダブル)とも、あくまでも二郎全店で見た場合の豚の標準値・一般値であって、店舗によっても豚の枚数や大きさには違いが出ることがあります。そもそもW(ダブル)がメニューにない店舗も多くありますね。

また、当然のことなのですが、豚(チャーシュー)の製作数には限りがあります。豚の枚数を追加できる小豚、大豚、W(ダブル)などのメニューはどの店でも早めに売り切れがちです。食べれたらラッキーというぐらいの店もあります。

なお、二郎のラーメンでは、小、大は麺の量だけを意味するもので、豚の枚数とは関係がありません。

神豚

神豚とは、もともとは、文字どおり二郎における極上チャーシューのことです。具体的には、野猿二郎の豚は神豚と評価していいレベルだと思っています。

美しく、しかも美味しい野猿二郎の豚出典:ラーメンデータベース

さらに、神豚というネーミングのインパクトの強さにあやかって、神豚そのものをを店名にしたインスパイアのチェーンもありますね。

神豚という店名のインスパイア店神豚出典:ラーメンデータベース

二郎らしいガッツリとしたボリュームあるラーメンが食べられます。二郎同様、ヤサイ・ニンニク・アブラ・カラメ(濃いめ)は無料で、神豚は豚6枚入りが人気のようです。

豚二郎という店名のラーメン店

さらに、そのものズバリ豚二郎という店名のラーメン屋さんがあります。正式店名はニンニクらーめん 碧の豚二郎です。

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出典:ラーメンデータベース

見た目からして美味しそうな豚ですね。ラーメン二郎はスープより具(トッピング)と麺の個性が強いと思いますので、これからも美味しい豚を出す店が増えていくような気がします。