ラーメンでシャッターといえば開店前から行列に並んで待つこと
ラーメン店でのシャッターって、どういう意味?
ラーメンの人気店・有名店は連日のように行列ができるケースが多いものです。そういった行列店で、まだシャッターが閉まっている時間帯に到着して、開店されるまで店外で並んで待ち続けている状態のことをシャッターと呼んでいます。
ラーメン食べ歩きマニア同士の会話では「今日、久し振りに開店前からシャッターで並んだよ」とか「今、ちょうど店の前でシャッター中。開店するまでヒマだからスマホでゲームをやっている」といった形で使われます。
ただし、実際には、店のシャッターが完全に降りているケースもあれば、半開きになっているケースもあります。そもそもシャッターがなく準備中という説明札だけが下がっている店もあります。それでも、とにかく開店前から行列に並んでいればシャッターという言い方が適用されることになっています。
ポール・シャッターとは?
ポール・シャッターは、開店前からラーメン店の行列で先頭に並んで待っている人のことです。単純に、開店前から行列に並んでいるだけじゃなくて、先頭で待っていることがポール・シャッターの条件になります。この条件をクリアした一番乗りの勇者だけが、並み居るシャッターの中でも、ポール・シャッターという栄誉ある称号が得られます。
実は、F1等のレースで予選1位となり、ポールポジションを獲得したドライバーは、ポールシッターと呼ばれるのですが、ポール・シャッターはそのオマージュとして使われている用語だと思われます。
シャッターで並ぶメリットって?
ラーメンマニア以外の人は「混んでいる店でラーメンを食べるのに行列するのはわかるけど、何でわざわざ開店前から並ぶ必要があるの?」と思っていらしゃる方も多いようです。
でも、シャッターには実質のメリットもあるんですよね。
例えば、東京なら[べんてん]のように90分待ちの大行列ができるラーメン店の場合、60分前から並んで最初のロットで店内に入ることができれば、30分だけ行列に並ぶ時間が節約できます。
また、開店前からシャッターで並ぶと、店によっては15分ぐらい前に店内に入れてもらえて、寒くなく(暑くなく)ゆっくり待てるケースも稀にあります。あくまでレアケースですけどね。
もちろん、開店時に最初に店内に入れる優越感は普通に味わえますね。
逆シャッターとは?
逆シャッターとは、開店前の時間帯の逆、つまり、閉店後の時間帯に使われる用語です。
具体的には、、、、、
開店前の時間帯にラーメン店の行列に並ぶことがシャッターと呼ばれるのに対して、
閉店時間ギリギリで入店してラーメンの食事中にシャッターが閉まることを意味しています。