私語 二郎

二郎での私語とはラーメンを食べている間は私語禁止であるということ。

ラーメン二郎では、ラーメンが供されたら一緒に食べに来た友人とも余計な無駄話はせずに黙って食べるのが基本だということです。二郎では私語禁止が店の雰囲気というか暗黙のルールになっています。
友人と会話しながらラーメンを食べる行為は、一般のラーメン店なら歓迎されないまでも禁止はされていませんが、二郎では私語禁止のムードが強く漂っているのです。

私語
出典:ヨワタリジョーズ

もちろん、二郎側にも私語厳禁にする理由はあるのです。二郎の店主から明確には語られていませんが、同じく私語禁止で有名だった支那そばやの故・佐野実さんが私語禁止の背景について、以下の趣旨の話をされていたことがあります。

私語を禁止していた佐野実さんの至言

私語ってやつは、ラーメンを美味しく食べるのを邪魔しちゃうものなんだよ。食べている途中で隣の人と話していたら麺が伸びてしまって不味くなるだろ? 俺は麺もスープも最高の状態で食べて欲しい気持ちでラーメンを作っているんだ。あくまでも俺と客との真剣勝負なんだよ。もし、厳しいルールがある店が嫌なら、そういう店には二度と行かなきゃいいだろう? 逆にラーメンの味に自信がない店は『独自の厳しいルール』なんて作れないと思うよ。俺は美味しく食べてもらうためには客にも一切の妥協をしない。「客へのお礼は味のみ。味で返すだけだ!」とずっと思い続けてラーメンを作ってきたんだ。

このように語っていた佐野さんの言うことにも一理はあると思います。味にこだわった佐野さんだからこそ理解できる部分もあります。やはり、二郎の場合も、ラーメンを美味しいうちに食べて欲しいことが背景にあるんだと思います。

二郎ではロットで作るため私語は迷惑になる

私語を禁止するのは、二郎ならではのロットの問題も大きいと思っています。二郎はいつ行っても絶えず行列ができている店なので、私語によって1ロットの客に無駄に長居されてしまうとオペレーションに支障が出て困ってしまうことがあるというわけです。

ちなみに二郎でも私語が許される場合はあります。それは常連がロットを守って食べるケースです。店側も常連に話しかけるのはロットのペースに少し余裕があるときですね。常連との私語でロットが崩れないように会話時間も計算し尽しながらオペレーションしています。こういう私語なら問題ありません。

もし、飲食中に会話を楽しみたいなら二郎ではなくカフェとか、私語が前提の店で思う存分、話してくださいね。

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